なぜ日本の動物園にはパンダが少ないのか?徹底解説

そもそもみなさんの言う白黒の「パンダ」は一般的に「ジャイアントパンダ」を指します。(パンダ科には他にもレッサーパンダなどがいますね)。そしてご存知の方は多いと思いますが、日本の動物園にいるジャイアントパンダは中国からレンタルされています。なので日本の動物園には、

  • 東京都 上野動物園
  • 兵庫県 王子動物園
  • 和歌山県 アドベンチャーワールド

での3つの動物園でしか飼育されていないのです。じゃあ世界の動物園ではどのくらい飼育されているのかというと、

たった17か国の動物園でしか飼育されていません。それも1か国で1つの動物園くらいです。なので日本の動物園では3か所、約9・10頭も飼育されているので日本の動物園は貴重で中国とのパンダ外交が活発なのが分かります。

謎①ジャイアントパンダはどこに生息しているの?

結論から言うと中国西部のチベット高原東端でしか生息されていません。パンダの生息地は、竹が育つ標高1,200~3,400mの高地に限られています。 なのでチベット高原の東端でしか生息していないのです。


出典

なので野生に生息するジャイアントパンダの数は約1864頭しかおらず、絶滅危惧種に認定されていました(しかし個体数が着実に増え続けているので2016年からは絶滅危惧種⇒危急種に引き下げられました)。中国のパンダの保護区域が広がったことや動物園でも積極的な繁殖活動が行われていることがうかがえます。

謎②日本の動物園にジャイアントパンダが少ない理由

今回の本題でもある日本の動物園にジャイアントパンダが少ない理由ですが、中国にしかジャイアントパンダは生息していないのは分かったと思います。ただ動物園には日本に生息していなくても飼育されている動物ってたくさんいますよね。例えばライオンやトラは日本に生息していませんが、どの動物園に行ってもだいたい飼育されていますよね!

なのにジャイアントパンダはなぜ日本の3か所だけにしかいないのか・・・?

その答えは「お値段」にあります。しかもジャイアントパンダは中国からのレンタルなんです。上野動物園のリーリーとシンシン(2018年にシャンシャンを出産)には1年間で約1億円も払っています!1頭約5000万円です。10年間契約になります。

そんなに払っているの!?しかもレンタル!?

って感じですよね。

ちなみに上野動物園の他の動物は買取価格になっています。ホッキョクグマは約3708万円です。アフリカゾウは約200万円ほどです。意外にアフリカライオンは約45万円ほどだそうです。

いかにジャイアントパンダを飼育するのにお金がかかるか分かってもらえたかと思います。

謎③高額な料金を払ってまでレンタルする理由

レンタル料が高いので(1頭につき年間約5000万円)日本の動物園でなかなか飼育できないのは分かってもらえたかと思います。ではなぜ日本はそんな高額な料金をはらってまでレンタルするのでしょうか。

それは「レンタル料の元が取れるだけでなく、それ以上の利益を得られるから」です。(参考:なぜ日本は高額な料金を払ってまで、パンダをレンタルしたがるのか)=日本人のパンダ愛が強いからです。

そもそもレンタル料を払えば必ずしもレンタルできるものではないそうです。例えばオランダはパンダをレンタルするために巨額の費用を投じて施設を建設し、16年間ねばり、やっとレンタルすることが出来たそうです。

ではなぜ日本がスムーズにレンタルすることが出来るのかというと、

日本人はパンダが大好き!♡

だからです。2018年に上野動物園でシャンシャンが産まれました。その時にはどのチャンネルのニュースにも大々的に取り上げられ、上野動物園には人々が殺到しました。という感じで日本人はパンダが大好きです。なのでこの国民性は、
「レンタル料の元が取れるだけでなく、それ以上の利益を得られるから」 にもつながります。

それならレンタルしない手はないですよね。中国側も日本のパンダ愛や日本のパンダの繁殖活動の成功を認めているようで日本には積極的にレンタルしてくれるようです。

なので少ないと思われがちですが、日本のパンダの数はほかの国よりも比較的多いんですよ!

まとめ

まとめてみると

  • ジャイアントパンダは中国にしか生息していない(危急種)
  • 日本の動物園のジャイアントパンダは中国からのレンタル
  • レンタル料は1頭につき年間約5000万円(10年契約)
  • そんなに高いのにレンタルするのは元が取れるだけでなく、それ以上の利益がうまれるから
  • 日本人はパンダが大好きだから元が取れるだけでなく、それ以上の利益がうまれる
  • 簡単にはレンタルしてくれない、日本の繁殖活動やパンダ愛を中国が理解してくれてる

ということになります。パンダのレンタルは中国との友好な関係を築くためにかかせないものになっています。パンダの貴重さが分かっていただけたと思うので、ぜひ上野動物園などにパンダを見に行きましょう。

ちなみに2018年に誕生したシャンシャンは約2年間で中国に返還しないといけません(´;ω;`)見に行くなら2年以内に!

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